
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎NY外為:ドル指数が6日ぶりに上昇、カナダ・ドルは安い
6日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。11月の米雇用統計が市場予想を上回ったことが買い材料となり、ドル指数は6営業日ぶりに上昇した。カナダ・ドルは下げ、週間ベースの上昇幅を縮小。同国の雇用者数が11月に2009年以来の大幅減となったことが響いた。
- 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇
- この日は米国株が上昇し、市場が織り込む来年の米利下げ確率は低下
- ドル指数は米雇用統計の発表前、1カ月ぶり低水準に下げていた
- クドロー米大統領国家経済会議(NEC)委員長は、米中は第1段階の貿易合意への取り組みを続けていると述べた。これに先立ち中国は、同国企業が輸入する米国産大豆と豚肉への報復関税を免除する手続きを開始した
- ドルは主要10通貨に対し高安まちまち。カナダ・ドルは米ドルに対し最も下げた
- ニューヨーク時間午後4時1分現在、ユーロはドルに対して0.4%安の1ユーロ=1.1060ドル。ここ1カ月で最大の下げとなった
- ポンドはドルに対し0.1%安の1ポンド=1.3142ドル
- ジョンソン英首相と労働党コービン党首の党首討論と、その後発表される世論調査が注目されている
- カナダ・ドルは米ドルに対し0.7%安
- カナダ雇用統計の発表後、1月利下げの確率が高まったと、カナダ在勤のブローカーは指摘
- カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は、来年6月の任期満了時に退任する意向を表明。ただカナダ・ドル相場の反応は薄かった
- ドルは対円で0.2%安の1ドル=108円57銭
- 米雇用統計の発表直後にドルはショートカバーで上昇、0.2%高となる場面があった
原題:Dollar Posts 1st Gain in Six Sessions; Loonie Falls: Inside G-10(抜粋)
◎米国株・国債・商品:株が3日続伸、予想上回る雇用統計-国債下落
6日の米株式市場では、主要3指数がそろって3日続伸。この日発表された雇用統計など主な米経済指標が市場予想を上回り、同国経済に対する楽観的な見方が強まった。米国債は下落した。
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S&P500種株価指数は前日比0.9%高の3145.91。ダウ工業株30種平均は337.27ドル(1.2%)高の28015.06ドル。ナスダック総合指数は1%上昇した。ニューヨーク時間午後4時42分現在、米国債市場では10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.84%。
11月の 米雇用統計で非農業部門雇用者数が26万6000人増と、1月以来の大きな伸びを記録。平均時給は前年同月比で市場予想より大きく伸びた。12月のミシガン大学 消費者マインド指数(速報値)もエコノミスト予想を上回った。
エネルギー株や金融関連銘柄がS&P500種の上げをけん引。同指数の上昇率は5週間ぶりの大きさとなった。
アバディーン・スタンダード・インベストメンツのシニア・グローバル・エコノミスト、ジェームズ・マッキャン氏は「米国がハードランディングに向かっていないことが確実になり、株式市場のムードを明るくした」と述べた。
ニューヨーク原油先物相場は上昇。サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー産業鉱物資源相が、日量40万バレルの 減産を自発的に継続するとの予想外の発言をしたことが相場を押し上げた。これにより石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の減産規模は合計で日量210万バレルになるという。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は77セント(1.3%)高の1バレル=59.20ドルで終了。週間ベースでは6月以来の大幅上昇となった。ロンドンICEの北海ブレント2月限は前日比1ドル高の64.39ドル。
ニューヨーク金先物相場は反落。11月の米非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、1月以来の大きな伸びを示した。堅調な米経済指標に加え、米中貿易交渉が進展しているとの見方を背景に、逃避先としての金需要が抑制された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.2%安の1オンス=1465.10ドル。
原題: Stocks Rally as Traders Cheer U.S. Economic Data: Markets Wrap(抜粋)
Oil Surges After Saudis Surprise Market With Additional Cuts(抜粋)
Gold Rally Foiled Again as Payrolls Torpedo Weekly Gain(抜粋)
◎欧州債:イタリア債中心に周辺国債が上昇、ドイツ債は変わらず
6日の欧州債市場でイタリア債が上昇し、周辺国債の上げを主導。周辺国債はユーロ圏他地域のパフォーマンスを上回った。ドイツ債は米雇用統計が市場の予想以上に好調だったため下落したが、夕方にかけて下げを埋めた。
- イタリア債は中期債を中心に買われた。財務省が約40億ユーロ規模の国債を買い戻したことが手掛かりとなった
- 英国債はブルフラット化。英夕刊紙イブニング・スタンダードの委託でイプソス・モリが実施した世論調査は、保守党の労働党に対するリードの縮小を示した
- ドイツ10年債利回りはマイナス0.29%で変わらず、英10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて0.76%、イタリア10年債利回りは3bp下げて1.35%
- ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください
原題:Italian Bonds Lead Peripheral Gains; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)
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December 07, 2019 at 05:10AM
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12月6日の海外株式・債券・為替・商品市場 - ブルームバーグ
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