[上海 10日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルでほぼ変わらず。今週の米中協議を前に両国間の緊張が一段と高まる可能性が懸念されているものの、ドルの軟調な値動きによって相殺されている。
米中は15日に閣僚レベルの会合を開き、中国が「第1段階」の通商合意を履行しているかどうか精査する予定だ。トランプ米大統領は最近、中国の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」と短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を45日以内に禁止する大統領令に署名するなど、両国間の緊張は高まっている。
多くのトレーダーやアナリストは、米中協議が通商合意の目標達成に向けた意義のある成果を生み出すとはみていない。むしろ、中国は米国の最近の動きに反応する可能性があるとの見方が一部で出ている。
国内市場の人民元は1ドル=6.9644元で始まった後、中盤時点では6.9671元と前日終値比1ポイントの元安。
中国の銀行のトレーダーは、人民元のスポット相場が100ポイント未満のタイトなレンジ内で推移する中、この日の地合いは全般的にはリスクオフとなっていると指摘した。
みずほ銀行(香港)のアジア通貨チーフストラテジスト、Ken Cheung氏は「米大統領選までは米中間の緊張に関するニュースが市場のテーマになるとみられ、人民元の上値は抑制されるだろう」と述べた。
その上で、最近の全般的なドル安が下支えとなり、人民元は今後数カ月、1ドル=7元近辺で安定的に推移する見込みだとした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
"市場" - Google ニュース
August 10, 2020 at 12:39PM
https://ift.tt/30MJev7
上海外為市場=人民元ほぼ横ばい、米中閣僚協議に注目 - ロイター
"市場" - Google ニュース
https://ift.tt/33JpYNe
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "上海外為市場=人民元ほぼ横ばい、米中閣僚協議に注目 - ロイター"
Post a Comment