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ヤフー株が1年3カ月ぶり大幅安、予想下回る決算-アスクル問題も - ブルームバーグ

ヤフー株が1年3カ月ぶり大幅安、予想下回る決算-アスクル問題も - ブルームバーグ

ソフトバンク傘下の ヤフーの株価が急落し、8年ぶりの下落率を記録した。4-6月期(第1四半期)の営業利益は2割以上減り、市場予想を下回った。さらに、経営を巡って対立しているインターネット通販の連結子会社 アスクルの新社長らは、引き続き支配株主ヤフーとの資本提携解消を求める方針を示している。

  5日のヤフー株は、一時前週末比15%安の273円と大幅続落し、下落率の大きさは東日本大震災直後の2011年3月15日(16%)以来となった。株価水準は4月19日以来、3カ月半ぶりの安値。

Yahoo Japan Chief Financial Officer Toshiki Ohya Interview

株価急落に見舞われたヤフー

  ヤフーが2日に発表した第1四半期の営業利益は前年同期比24%減の362億円と、市場予想の389億円を下回った。減価償却費や販売促進費、人件費などの増加に加え、前年同期に計上したITインフラ企業の売却益の反動があった。

  セグメント別ではショッピングやアスクルなどコマース事業が増益だった半面、検索連動型広告やディスプレー広告などメディア事業は減益。2020年3月通期の営業利益は1406億-1500億円を計画、前期比では最大6.7%増を見込んでいる。

  シティグループ証券の鶴尾充伸アナリストは英文リポートで、第1四半期営業利益はメディア事業の低迷で市場予想や同証予想を下回り、「ネガティブ」と分析。通期見通しの達成にはより厳格な計画推進、支出管理が必要とみている。SMBC日興証券の前田栄二アナリストも、広告関連収入の伸び悩みが利益下振れの要因と指摘。第2四半期も伸び悩んでいる印象とした。

  一方、アスクルは2日に株主総会を開き、株式の45%を持つ支配株主ヤフーなどの反対で、岩田彰一郎社長と独立社外取締役3人が解任された。同日夜に会見した新社長の吉岡晃氏(51)は、ヤフーとの資本提携を解消したい基本スタンスは変わらないと言明した。

ヤフー株は約3カ月半ぶり安値に急落

(株価情報を更新します.)



2019-08-05 01:59:00Z
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-05/PVQNAV6K50XS01

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