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12月17日の海外株式・債券・為替・商品市場 - ブルームバーグ

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:逃避先通貨とドルが上昇、ポンドは選挙後の上げ失う

  17日のニューヨーク外国為替市場では逃避先通貨とドルが上昇。英国が合意なしに欧州連合(EU)を離脱するとの 不安が再燃し、ポンドは1カ月ぶりの大幅安となった。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇
    • 上昇は3営業日ぶり
    • スイス・フランが主要10通貨の全てに対し上昇し、円も幅広い通貨に対して買われた
  • ポンドは急落、英総選挙後の上昇分を失った
    • ジョンソン首相がEUとの通商取り決めで強硬路線をとる 考えだと明らかになり、ポンド売りに-スコシアバンクのチーフ外為ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏がリポートで指摘
  • 米国株と原油、米国債利回りは上昇
  • ニューヨーク時間午後4時33分現在、ポンドは対ドルで1.5%安の1ポンド=1.3132ドル
    • 一時は1.3100ドルまで下げ、下落率は11月15日以降で最大
    • EU離脱の先行き不透明などを受け、イングランド銀行(中央銀行)は1月の会合で金利を引き下げると、ドイツ銀行は予想
  • ユーロはドルに対して0.1%未満高い1ユーロ=1.1147ドル
  • ドルは対円で0.1%安い1ドル=109円49銭
    • 19日の日銀政策決定会合を控え、小幅な値動きに終始
  • ドルはスイス・フランに対し一時0.9796ドルと、8月27日以来の安値を付けた

◎米国株・国債・商品:株が小幅高、連日の最高値-経済指標好感

  17日の米株式相場は小幅続伸し、主要株価指数は連日で最高値を更新した。米国の製造業と住宅の経済指標が市場予想を上回ったことを好感した。一方、米中の部分的な貿易合意を受けた高揚感は薄れ始めている。

  • 米国株はS&P500とダウ平均、ナスダックが再び最高値
  • 米10年債ほぼ変わらず、利回り1.87%
  • NY原油先物は4日続伸、一時61ドル台-需要見通しを楽観
  • NY金ほぼ変わらず、パラジウムは最高値更新

  S&P500種株価指数はわずかながら上昇。金融や一般消費財株が上げをけん引した。11月の 米鉱工業生産指数のうち、製造業生産は市場の予想以上に持ち直した。11月の 米住宅着工件数は市場予想を上回り、許可件数は12年ぶりの高水準となった。

  S&P500種は前日比0.1%未満高い3192.52。ダウ工業株30種平均は31.27ドル(0.1%)高の28267.16ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの1.87%。

  Eトレード・ファイナンシャルの投資戦略担当バイスプレジデント、マイク・ローウェンガート氏は「住宅市場は景気の先行指標であり、最近の強さは製造業の強さも相まって一層心強い。これら2つの業界は通常、関連している」と指摘。「ただし、住宅市場の健全性にとって重大なのは、貿易摩擦が続いていることだ」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は4営業日続伸し、3カ月ぶりに一時1バレル=61ドル台に乗せた。製造業や貿易の先行きを巡るセンチメントが好転しつつあることから、需要見通しが明るくなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は73セント(1.2%)高の1バレル=60.94ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は76セント高の66.10ドル。

  ニューヨーク金相場はほぼ変わらず。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は10セント高い1オンス=1480.60ドルで終了。一方、パラジウムは初めて2000ドルを突破した。世界的な需給逼迫(ひっぱく)が続いていることが背景。

原題: U.S. Stocks Eke Out Latest Record on Positive Data: Markets Wrap

$61 for First Time in 3 Months as Optimism Abounds" target="_blank"> Oil Touches $61 for First Time in 3 Months as Optimism Abounds

$2,000 in Record-Breaking Rally Before Gains Ebb" target="_blank"> Palladium Tops $2,000 in Record-Breaking Rally Before Gains Ebb

◎欧州債:英国債利回り2週間ぶり大幅低下、合意なき離脱懸念が再燃

  17日の欧州債市場では英国債が上昇した。ジョンソン英首相はEU離脱後の移行期間を2020年末までとして、延長しない意向を表明しており、 合意なき離脱懸念が再燃した。

  • 英10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて0.76%と、12月3日以降で最大の下げとなった。短期金融市場動向によると、英中銀は来年5月に13bp利下げすることが織り込まれている。前日は8bpだった
  • ドイツ債は小幅高。中核国債は準中核国債のパフォーマンスを上回った
  • イタリア債も上昇。周辺国債はユーロ圏の他国債をアウトパフォームした
  • ドイツ10年債利回りは1bp下げてマイナス0.29%、イタリア10年債利回りは3bp下げて1.27%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:
Gilt Yields Tumble Most in Two Weeks; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します)

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December 18, 2019 at 04:38AM
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