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上海外為市場=4カ月半ぶり高値から下落、米の関税引き下げは期待以下との見方 - ロイター

[上海 16日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、前週付けた4カ月半ぶり高値から下落。米中の「第1段階」の通商合意を巡り、発動済みの関税の引き下げが期待を下回ったとの見方が一部で出ている。

第1段階の合意で米国は、1200億ドル相当の中国製品に発動済みの関税を従来の15%から7.5%に引き下げる一方、2500億ドル相当の中国製品については25%の関税を維持する。

市場関係者はこれについて、メディア報道より控えめな内容だとの見方を示した。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.9915元と、前営業日の基準値(7.0156元)比241ポイント(0.34%)元高に設定。8月6日以来の元高水準で、前営業日基準値からの引き上げ率は11月6日以来の大きさとなった。

国内スポット市場の元は1ドル=6.9990元で始まり、中盤のレートは前営業日終値比32ポイント元高の6.9988元。スポット人民元は13日、8月2日以来の元高水準となる6.9570元を付けていた。

OCBC銀行のグレーターチャイナ担当リサーチ責任者トミー・シー氏はリポートで「既存の関税の小幅な引き下げを踏まえると、1ドル=7元が妥当な水準だろう」と指摘した。

UBSのエコノミスト、ワン・タオ氏は「米中貿易戦争の休戦と人民元に関する拘束力のある中国の約束が元相場を下支えする見通しだが、すでに織り込み済みの可能性もある」とし、今年末のドル/人民元のレートは1ドル=6.95元、2020年と21年は7元前後で推移するとの見通しを示した。

通貨に関する合意で中国は、競争的な通貨切り下げを控えるとともに、貿易上の利益を目的に為替をターゲットにしないことを約束している。

オフショア人民元は中盤の取引で1ドル=6.9972元。

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December 16, 2019 at 12:39PM
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