会津大短期大学部の学生が、会津若松市のＩＣＴオフィス「スマートシティＡｉＣＴ（アイクト）」に入居する企業や観光客、市民を対象に、市内の飲食店を紹介するランチカード「Ａｉ―ｌｕｎｃｈ（アイ・ランチ）」を作製した。
カードは、高橋延昌准教授のゼミに所属する学生４人が作製。アイクトの入居企業の大半が県外であることに着目し、インターネットの情報だけでなく、より分かりやすく詳細な市内の飲食店の情報を多くの人に届けようと、作製した。
作製に当たり、学生らは入居企業に聞き取り調査を実施。その結果を基に、実際に市内の飲食店４２店舗を巡り、取材を重ねた。カードの表には、学生が撮影したお薦めメニューの写真を掲載。裏面には飲食店の地図や住所などの基本情報のほか、料理を試食した学生のコメントを添えた。
カードはアイクト内のパブリックスペースに設置され、利用者は好きなカードを手に取り、カードに書かれた飲食店の情報を基に各店を巡る。カードに書かれている情報は、会津大コンピュータ理工学部４年の藤井良典さんが開発したアプリ「ＬＣＴ（エルクト）」を利用し、スマホなどで閲覧ができる。
５日にアイクトで行われたカードのお披露目では、市食育推進キャラクター「こぼりん」らが見守る中、学生がカードを設置するボードを紹介した。同短期大学部１年の佐藤真澄さんは「ランチカードを手に取って、これまでに知らなかったいろいろなお店を巡ってほしい」と話した。
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February 09, 2020 at 04:18AM
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