
カビさん(右端)とネパールとインドから呼び寄せた料理人たち
ネパール・インド料理専門店 Kantipur(カンティプル)
https://kantipur.dikitoon.com/
起業目指し一念発起。ネパールから来沖
国道58号から大謝名向けに県道34号を上っていくと右手にあるオレンジ色の壁面が目に飛び込んだ。黄色地に赤文字の看板と合わせて特徴的な店のつくりに興味が湧いてくる。
「カンティプル カレーハウス」は、本格的なネパールとインド料理が人気のレストランだ。オーナーのカチャパティ・スレスト・カビさんは沖縄在住12年。「本当は貿易業をやりたかったんだけど、ネパールのカレーを出したら人気が出ちゃって」と人なつこく笑う。
日本で起業しようと、ネパールで勤めていた中古車販売会社を辞めて2008年に30歳で来沖。日本語学校を卒業後、11年に会社を立ち上げた。ネパールを中心にアジアと日本をつなぐ貿易業を手掛けるつもりだったが、運転資金を集めるため、先に沖縄に移住していた姉夫婦のネパール料理店を手伝った。
ネパール料理店で働くうちに、日本人には本格的なネパール料理が好まれるのではないかと考えるように。「だしに代表されるように日本料理は奥が深い。たくさんのスパイスを使うネパール料理は、複雑な味わいが好きな日本人に受けると思った」と振り返る。
料理の技術も身についてきた15年にカンティプルを開店。カビさんの予想は当たった。開店当初から地元客でにぎわいを見せた。

ネパールの雰囲気のあるカンティプルの外観
多彩なスパイス生かし、カレーは48種類を品ぞろえ
カンティプルの売りは、ネパールとインドから取り寄せた50種類以上のスパイス。ターメリック、クミン、ガラムマサラ、ホワイトペッパー、チリパウダー、コリアンダーと日本でもおなじみのものから、ベサール、ラッスン、モリジ、アドゥア、クルサニ、カルダモン、クミンシード、クローブ、フェヌグリークシード、マスタードシード―。カビさんは「思いだすだけでもたいへん」と肩をすくめる。
最も人気のあるチキンカレーも多くのスパイスを使用。クミンの鼻を抜けるような香りに、コリアンダーのほのかな苦みなどが混ざり合い、スパイシーな味わいに仕上がった。
豊富にそろえたスパイスで、カレーは48種類を提供する。ほうれん草カリー、羊肉のマトンマサラ、豊かなエビの風味が特徴のブラウンカリー、甘めのチキンカレーのチキンコルマなど。辛さは5段階から選べる。
ネパールとインドから呼び寄せた料理人が毎朝、1時間半をかけてスパイスの配合から仕込んでいる。カビさんは「現地でテストして、しっかりした腕前の職人を採用している」と誇らしげに話す。
厨房にはネパールの炭火窯「タンドール」を特注で備えた。注文が入ってから焼くナンは香ばしく、できたてがおしいと評判だ。チーズ、ガーリック、シナモンなど7種類ある。
スパイスとヨーグルトに漬け込み、こちらも注文を受けてからタンドールで焼くタンドリーも人気のメニュー。チキン、豚肉、羊肉がある。

人気のヒマラヤンセット
広い店内にはテーブル席、ボックス席、カウンターの50席を用意。店内中央に鎮座する商売繁盛の神さま「ガネーシャ」や、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰のエベレストの大きな壁画がネパールの雰囲気を伝える。
日本語学校に通うネパールの学生も故郷を懐かしんで訪れるという。カビさんは「昔を思い出す。頑張ってほしい」とエール。飲み物やタンドリーチキンをこっそりサービスする。
カビさんは那覇市西町と浦添市安波茶にもネパール料理店を展開している。「もっとお店を出して、ネパール料理を広めたい」と話した。
https://kantipur.dikitoon.com/
"お店" - Google ニュース
March 07, 2020 at 09:30AM
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【Dikitoonのお店】本場のスパイス50種類以上使用。ネパールとインドのプロの料理人が腕をふるう本格料理 - 沖縄タイムス
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