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長崎)クーポンお店に利点は? 佐世保市事業、申請低調 [新型コロナウイルス] - 朝日新聞社

 新型コロナウイルスの緊急経済対策として長崎県佐世保市が打ち出した飲食店向けクーポン券。市が利用する店を募っているが、900件の枠に対して1日現在で申請は137件にとどまっている。足が遠のいた客を呼び戻す「来店応援事業」だが、店にとってのメリットの分かりにくさと、市の説明不足が響いているようだ。

 市は、3密対策をすることなどを条件に、1店舗あたり10万円分(2千円券×50枚)のクーポン券を配ることにし、5月20日から募集を始めた。しかし今月1日現在、募集枠に対し15・2%の申請しかない。

 市民向けのプレミアム商品券と違い、配る先は飲食店。各店は客にクーポン券を渡して飲食に利用してもらい、1枚につき2千円を市に請求するという仕組みだ。

 市の狙いは、例えば3千円の料理を1千円の負担で楽しんだ客に、また来ようと思ってもらうことだ。

 だが、クーポン分のお金がお店に振り込まれるまでには①店が市に登録申請②客に署名してもらった券を回収③回収した券と換金請求書を市に郵送――という煩雑な手続きがある。

 飲食店の間には「2千円券で料理を出し、2千円の売り上げがあるのは当たり前。市からもらおうが、客からもらおうが2千円は2千円」と戸惑いが広がる。

 70代の飲食店主の男性は「趣旨は分かる。だが、テイクアウトで来客が続く時間帯に署名を求めるなど悠長なことはできない。回収した券を送っても、数百円の上乗せ還元もない。手間以上のメリットが感じられないし、市の丁寧な説明もない」とこぼす。

 2日の記者会見で申請の少なさを指摘された朝長則男市長は「コロナで困っているなら、事業者が積極的に対応(応募)されるべきだ。3密が懸念される状態で説明会は開けない」と述べた。市観光商工部は「より分かりやすい説明を加え、ホームページなどで周知に努める」と応じた。(原口晋也)

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June 03, 2020 at 07:00AM
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