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アライア時代のアライアが待つ、小さなお店でお買い物。|ニュース|Paris|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン) - フィガロジャポン

「Petite Boutique(プティット・ブティック)」という名前のとおり、アライアがマレ地区のブティックの左隣にとても小さなスペースをオープンした。ここで販売されているのは、入手不可能となった過去のアライアのドレスや小物である。

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白い空間に黒い試着室。赤いピエール・ポランの家具がアクセントを添える小さなスペース。エントランスはクローズされているので、右手のブザーを押して来店を告げるシステムだ。なおブティックの上階は「3 Rooms Hotel」。photo:Courtesy ALAÏA

2017年11月に急逝し、ファンを嘆かせたアズディン・アライア。彼のアトリエで長年師とともに仕事をしたチームがコレクションを後継し、偉大なるクチュリエの名前はいまも健在だ。とはいえ創業者アライア自身による素晴らしいカッティングと素材の服を一度は手に取ってみたい、一度は身につけてみたいという女性たちは少なくないはず。そうした願いを叶えてくれるのが、このプティット・ブティック。ピエール・ポランの赤い椅子やジャン・プルーヴェの机など、デザインのコレクターとして知られたクチュリエの所蔵品が内装に用いられた空間だ。

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photo:Courtesy ALAÏA

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アライアの服はディテールにも注目したい。photo:左)Mariko Omura、右)Courtesy ALAÏA

大きく分けて2タイプの服がこのスペースで見つけられる。まず壁の右側に並ぶのは、アライアが生前親しくしていた友人たちから寄贈された、貴重なコレクターズアイテムである。これらはクチュリエが創設時からサポートしていた遺伝子疾患のリサーチと治療に従事するInstitut Imagineに、売り上げの全額が寄付される。買い物をすることで故人の意思に賛同することができるのは、素敵なアイデアでは?

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寄贈される服はほぼ新品に近いクオリティだ。photo:Courtesy ALAÏA

ブティックのメインとなるのは、過去のコレクションのストックからのセレクション。厳選するのはモード&ヴィンテージのエキスパートであるアヌーシュカで、オープン最初の2週間のために彼女はシーズンを意識して白いアイテムばかりをブティックに並べた。コットンのシャツタイプのチュニック、ボディコンシャスなワンピース……アズディン・アライアの仕事は時代を超越しているのが魅力なので、たとえ2001年のものでも2004年のものでも“アライアを着る”ということにいまも変わりがない。あらゆる女性の身体を美しく見せるアライア・マジックも時代を問わない。価格はコレクション発表当時の半額に設定されているので、マイ・ファースト・アライアをこのプティット・ブティックで入手するのもいいだろう。

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アイテムによっては残り1点!という場合もある。photo : Mariko Omura

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バッグ、サンダル、ベルトといった過去のコレクションの小物も販売している。photo : Mariko Omura

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リュクスなブランドでアドバイザーも務めるアヌーシュカ。photo:Courtesy ALAÏA

Petite Boutique Alaïa
5, rue de Moussy
75004 Paris
営)11時〜13時、14時〜19時
休)日、月

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July 15, 2020 at 08:00AM
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